静岡県建設工事入札参加資格申請における加点項目の変更点

令和2年11月12日から受付が開始される、令和3年・4年度の静岡県建設工事入札参加資格申請をする業者について、土木一式・建築一式・電気・管 以上の4業種については次のような加点項目に変更がありましたので改めてご案内をします。

建設キャリアアップシステムの登録について

建設キャリアアップシステムの事業者登録を、令和2年12月31日までに完了している業者には10点を加点します。

暴力団排除について

平成 30年1月1日から令和2年 12月 31日までの間に不当要求防止責任者講習
を受講している業者には10点加点します。 (加点対象期間を2年から3年に延長)
したがって、平成30年1月1日以降に受講済みの場合、今回の定期申請にあたり、
再度受講する必要はありません。

工事表彰について

令和元年度及び令和2年度中に、特定JVとして優良工事等表彰を受賞した場合、
その構成員について、当該表彰実績を加点の対象とします。

建設キャリアアップシステムについては、技能者ひとりひとりの建設キャリアを把握して担い手の育成に資するための仕組みであり、事業者の登録はその入り口にすぎません。本来の目的からすると事業者登録を加点評価するのはナンセンスのように思われますが、これが増えないとシステムそのものが有効に機能しないのも確かです。行政側の意図も理解できます。技能者登録に比べて事業者登録は登録時と年間の維持費が発生するものの手続きは比較的簡便に済まされるものです。不当要求防止責任者講習の受講と同様に「取り入れていない会社が損をする」加点項目と言えますので、私見ですがここは念のため登録しておくのが妥当ではないでしょうか。

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この記事を書いた人

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塩﨑 宏晃

2003年行政書士登録。
建設業許可・経営審査業務の実務経験19年。
行政書士業務を通じて現場で働く方の縁の下の力持ちとなることがモットーです。
近年は建設キャリアアップシステム、特定技能ビザにも取り組んでいます。
お客様は一人親方、サブコン、地方ゼネコン、上場メーカーなど様々。
毎年200社以上のお客様と直接お会いし、ご相談を承っています。
2023年から申請のオンライン化が本格スタートしますので、
これを機に遠方のお客様ともご縁を頂ければと考えております。